農薬検査公開のドッグフード

安全性を示す基準になる

農薬検査が公開されているドッグフードは、安全性を示す基準のひとつになります。
人間と同じように、無農薬の食材というのは犬にとっても体に優しい物なのです。
「ドッグフードは肉類の比率が大きいから関係ないのでは?」と思われる方もいらっしゃるかと思います。
実は、知らないうちに農薬が体の中に取り込まれているルートがあるのです。
それが、牛や鶏などの畜産動物に与えられている「飼料」に農薬が使われている場合です。
一般的に使われている飼料の多くは穀物類で、特に「デントコーン」と呼ばれるトウモロコシが良く使われています。
このデントコーンが中国などで作られている物を使っているというケースが実は少なくありません。
農薬も日本に比べると多く使われており、そういった物が飼料として加工され畜産物が食べ、そしてペットの口に入るというわけです。
そのため、農薬検査が公開されているペットフードは安全性を示す上での重要な基準となるのです。

農薬が使われていると危険というわけではない

「農薬が使われている=危険」と考えている人が結構居ますが、決してそうではありません。
そもそも、農薬は「食物が常に供給できるように」開発された物です。
かつて日本でも「虫害」という農作物が虫に食い尽くされる災害によって飢饉が発生したことがありました。
一見すると人間だけが被害を受けているように見えますが、そういった食物の不足によって真っ先に切り詰められるのがペットへの食事です。
この災害を防いでくれているのが農薬であり、実は人間だけでなくペットの食事をも護ってくれているのです。
最低限の農薬を散布した程度の作物でしたら何ら問題は無いので、実はそこまで農薬という言葉に過敏になる必要は無いのです。
アレルギーに関しても、少量であれば発症することはありません。
しかし小型犬の場合は注意が必要です。

日本ではまだ少ない

農薬検査を公開しているドッグフードは、日本ではまだ少ないです。
まず安全性を確保するための法律が施行されたのが2009年とかなり最近です。
更に、その安全性の確保は「農林水産省への届出」や「農林水産省による立ち入り検査」によってなされているため、じつは結構厳しいのです。
ですので、企業もそれに依存してしまっているというのが現状があります。

ドイツの場合

ペットフードの安全基準がもっとも厳しいドイツの場合は、検査結果を公表しているブランドはかなり多いです。
なぜかといいますと、規制がかなり厳しく、安全性で他社との差異を見せるのがかなり難しいのです。
ですので、少しでもより安全性を示すために検査結果を公表することで、飼い主にアピールをしているというわけです。
ですが、ドイツは法律によって「人間が食べる物と同レベルのものでないとペットフードとして販売できない」ということが法律によって定められているので、検査結果の公表はそんなに意味が無いのです。
それでも、愛犬を護るためには少しでも安全性の高い物を選ぶのが飼い主です。
ですので、やはり検査結果を公表しているブランドのほうが良く売れているのです。