ドッグフードの添加物使用量の制限

犬種や年齢によって変わる

添加物の使用量の制限については、犬種や犬の年齢によって大きく変わってきます。
例えば小さく幼い幼犬の場合は、体が小さいので添加物の影響が出やすいです。
コレは小型犬にも同じことが言えます。
そして内蔵機能や免疫が弱まっている老犬も、なるべく避けたほうが良いでしょう。
力強い大型犬や活発な中型犬であれば、法律で定められている量や種類の添加物であれば摂取しても問題はありません。
実は添加物の中には、天然成分由来のものもあるので一概に「添加物は危険である」とはいえないのも事実です。
しかし中には使用が禁止されている物もあるため、その見極めと注意が必要なのです。
特に最初にあげた小型犬や幼犬は免疫も無く身体機能もまだ発展途上なのでアレルギーや内蔵の疾患に罹ってしまう可能性もあります。

日本はまだ制限が緩い

実は、日本のドッグフードにおける添加物使用量の制限は世界に比べると緩いです。
なぜかといいますと、ペットフード安全法が施行されたのが2009年からなのでまだまだ発展途中であるからです。
それまでは、なんと何の制限も無かったというのですから驚きです。
海外では、犬は牧場犬や救助犬、あるいは荷物を運搬するための配達犬など労働力として使っていた歴史があるため犬の生活環境は極めて苛酷でした。
ですので、あらゆる制限をかけることで犬の生活環境を改善していったのです。
しかし日本の場合は犬といえば番犬、あるいは猟犬を担っていたケースはあるものの一般家庭においては「ペット」という感覚が強いため環境がそこまで苛酷ではなかったのです。
しかし、犬がペットショップで売られるようになり、更に2007年に大規模なペットフードリコール問題が発生したことから動物愛護の声が高まります。
その結果、2009年にペットフード安全法が施行されたというわけです。
日本の制限が緩いのは「犬=飼育動物」という感覚が強く「大切に育てる」ということが当たり前にからです。
しかし、実際にペットフードを見ると添加物が海外の物より多く含まれて居ます。
もともと動物愛護という認識は根底にあったともいえるので、日本におけるペットフードの添加物使用量についてはこれから厳しくなっていく可能性は大いにあります。

ドイツがとりわけ厳しい

ドイツは、添加物使用の制限がかなり厳しいです。
その肉の部位が危険度レベル別にランクわけされており、たとえ無添加であったとしても危険だと判断された部位は使うことが許されません。
また、ドイツでは手作りドッグフードも盛んで犬用の肉屋があります。
そのため日本のように長期的にドッグフードを保存する必要が無く、無添加で販売されている物が殆どです。
そういった理由からドイツでは法的、文化的にドッグフードにおける添加物の制限が厳しく、安全性も高いのです。

賞味期限から、添加物の有無を見分ける

添加物をなるべく避けたいという人は多いかと思いますので、最後にその見分け方をお教えいたします。
もっともわかりやすいのが「賞味期限」です。
賞味期限が半年以上のものは、ドッグフードの長期保存を可能にする添加物「保存料」が含まれています。
ですので、賞味期限が短いものは添加物量は比較的少ないということに成るのです。